ウェストエンド・スタジオの公演に注目(12/11‐13/2015)
12月11-13日に、中野区新井にあるWestend Studioでの芝居「ひとびとーこの土の上で、私たちは」が思考動物という名の演劇集団によって演でられます。戦後70年を期に、戦争を知らない女性演出家と若手俳優達が戦争時期のドラマを体現します。実際に生き抜いてきた世代の一人として、私自身、戦争の意味を語る機会を模索してきましたが、今回、同舞台で茨木のり子の詩を詠むというささやかな協力をします。ご興味ある方は、是非、応援の意味でも足を運んでいただければ、70年の時空を超えたつながりが再現されるかもしれません。いえ、再現されれば演出家と役者は報われることでしょう。詳細はhttp://www.shiko-doubutsu.com をご覧ください。
12月19日、友カフェでお会いできない方々には、本年締めくくりのご挨拶と2016年が実り豊かでありますようお祈りします。新年、元気でお会いしましょう。
『ひとびとーこの土の上で、私たちはー』
その時代を生きた作家たちの小説には、その光景を見たものにしか語れない言葉がちりばめられている。 戦後70年の節目にあたり、集英社刊行『戦争×文学』より、三作品を舞台化。 ひとびとが見た景色を、そこで生きるエネルギーを、演劇と音楽、ムーブメントを用いて紡ぎだします。 原作(集英社「戦争×文学」より) 吉野せい『鉛の旅』 / 結城信一『鶴の書』 / 田辺聖子『文明開化』 茨木のり子『私が一番きれいだったとき』(詩) 【上演日程】2015年12月11日(金)〜12月13日(日) 12月11日(金) 19:00 12月12日(土) 14:00/19:00 12月13日(日) 13:00/18:00 【会場】WESTEND STUDIO(ウエストエンドスタジオ)地図 東京都中野区新井5-1-1スタジオライフビル1F TEL:03-5942-5858 JR中央線:中野駅より徒歩15分・西武新宿線:新井薬師前駅より徒歩7分 【チケット】料金:前売3800円/当日4000円/学生2500円(前売当日共) 【お申込先】shiko_dobutsu_hitobito@yahoo.co.jp/電話080-2067-6158(「ひとびと」専用) 【出演(五十音順)】 明羽美姫(イッツフォーリーズ)/浅川仁志(イッツフォーリーズ)/阿部海帆/伊藤総(サスペンデッズ)/石津ゆり/小笠原游大/勝部祐子(イッツフォーリーズ)/桐生織都/小島光/鈴音彩子(鈴音工房)/関根好香(思考動物)/福浦麻子(俳協)/福間美里(イッツフォーリーズ)/森川未由/山川優海(イッツフォーリーズ)/吉田彰文 演奏:生田目多恵(piano)、林田順平(cello) 【スタッフ】 脚本・演出:前嶋のの(思考動物)/音楽:大竹創作(乙三.)/ムーブメント:巣山賢太郎(tarinainanika) 歌唱指導:小津準策/美術:長田佳代子/舞台監督:木村篤/照明:千田実(CHIDA OFFICE)/音響:余田崇徳/張り子制作:来住真太/舞台写真:納見直/映像記録:西池袋映像 協力:集英社、結城信孝、オフィスSHIMA、甲賀美智子、久保田幸子 制作協力:尾高真美 企画・制作:思考動物